『ものづくり大国、日本』を支える製造業!お仕事の種類や内容を紹介します!

『ものづくり大国、日本』を支える製造業!お仕事の種類や内容を紹介します!

「製造業は日本のお家芸」。よく聞かれるワードですね。
昔と比べて少しだけ元気がなくなりましたが、それでもまだまだ活発な製造業界。
ですが「具体的には何をする仕事なの?」と聞かれると、答えに困る方も多いハズ。
みなさんの身近にある製造業。その現場に迫ってみました。

車のパーツから一軒家まで、本当に広いジャンルが!

「製造業」と聞いて真っ先に思いつく言葉は「自動車関連」を代表する「工業製品」ではないでしょうか。「トヨタ」にはじまり「ホンダ」「ニッサン」「スバル」「マツダ」「スズキ」「いすゞ」「ダイハツ」、建設機械では「ヤンマー」「コマツ」などなど。日本の自動車・重機メーカーは、世界的に見ても高いシェアを獲得しています

こうしたイメージがあるので「製造」=「工業製品」になってしまいがち。
ですが、製造業とは本当に様々な分野をカバーする業種なんです。

例えば、自動車関連を思いつかなかった方は「食品関連」を連想したのではないでしょうか?お菓子や缶詰、コンビニのお弁当、各種調味料、お酒など。こうした食品関連の製品を工場などでバンバン生産するのも製造業です。

医薬品や化粧品など化学関係の製品を作るのも製造業。電化製品を作るのも、もちろん製造業。大きく見れば、大工さんや陶芸家のような職人も製造業に分類されるんです。

そもそも、製造業とは「原料を加工して製品を作る第二次産業」の意味。ほとんどの製品は「石油」や「鉄」などの「原料」から作られるのですから、この業種が多くなるのも当然のことでしょう。
何かしらの加工や作成に携わることの多い「工場のお仕事」は、自然と「製造業関係」になる場合がほとんど。切っても切り離せない関係なんです。

製造業を取り巻くお仕事たち。基本的な職種をご紹介します!

では実際に、製造業関係の職業にはどういったものがあるのでしょうか。募集の多いお仕事の内容を簡潔にまとめてみました。工場での働き方の参考にしてくださいね♪

加工

「かんたんな加工をお願いします!」「製品を加工していただきます」といった募集の多い「加工作業」。工業系では「溶接」「研磨」「バリ取り」といった内容が多く、食品系では「盛り付け」「材料を切る」「材料投入」などの作業が代表的です。
どちらも「無資格の範囲でできる」&「簡単で単純」作業である場合がほとんど。高度なスキルや知識は不要で、どなたでもやりやすい内容を任せられます。

組付・梱包・検査

組付(組立て)は、大きな部品に様々なパーツを取り付ける作業である場合がほとんど。例えば「車のシートのフレームに支柱を取り付ける」「レザーシートを張る」などです。
梱包は製品を箱に詰めたり、ラッピングしたりするお仕事。ピッキングとセットで作業する場合もあります。
検査はできあがった製品を「目視で確認」するお仕事。壊れている部分はないか、寸法はあっているか、図面通りにできているかなどをチェックして、次の工程や流通などに送る関所の役目を果たします。
この3つの仕事は全部を兼ねる場合もあれば、別々で募集されることもあります。

機械オペレーター

機械の操作をする人のこと。工場では主に「プレス機」「NC旋盤」「MC旋盤」を任される場合が多いようです。食品関連では「裁断機」や「ミキサー」など。
いわゆる「材料をセットしてボタンを押すだけでOK!」という求人ですね。
「機械オペレーター」の募集でリフトやクレーンの操作を任されることは、まずありません。

運搬

リフトやクレーンなどを使って部品を運ぶお仕事です。どちらの操作も免許が必要なので、高時給な現場が多いのが特徴的。
リフトの場合は工場内での運搬のほか、トラックへの荷積み・荷下ろし、部品のピッキングを担当する場合もあります。
クレーンは部品の運搬のほか、パーツの取付作業を任されることも。手作業での取付と比べて、作業スケールが尋常でなく大きいですよ!驚くほどにダイナミックで、完成した製品は高さ数メートルにも。

まとめ

製造業関連の仕事は実に様々ですが、派遣社員やアルバイトの場合は上で紹介した6職種がほとんどです。
製造業の仕事の魅力は「経験や資格がなくても始めやすい」ところ。
また、工場での仕事がメインなので「労働時間がしっかり決められている」「残業が多い現場を選べば稼げる」「土日休み」「パートタイム勤務がしやすい」「自動化が進んだ工場なら作業が楽」など多くのメリットがあります。

やる気さえあれば、未経験から高額な収入を獲得するのも難しくはありませんよ♪

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