期間工(期間社員)から正社員に!登用に積極的な大手企業はココだ!
「正社員登用あり!」
様々な求人で、こうした文言をご覧になったことがあるかと思います。
もちろんのこと、期間工(期間社員)にも同じ制度があるんです!
しっかり勤務して実績を残せば、国内有数の大手企業の正社員になれるチャンス!
正社員登用に積極的なメーカーや、そのなり方などをご紹介しましょう。
期間工 → 正社員は一般的な制度です!
「期間工から正社員になる」。実はこれ、全く珍しいことではありません。
「大手自動車メーカー」「大手電子機器メーカー」「それらの関連会社」などなど、大企業の多くが期間工の正社員登用に積極的!中には年間で700人を超える登用計画をうたう会社もあります。
なぜそんなに正社員登用が活発なのでしょうか。それは「期間工としての働きぶりを実際に見ているから」にほかなりません。企業が労働者を雇う場合、どうしても「真面目に働いてくれるだろうか」「ルールを守る人なのか」など、働き方や性格、人間性について様々な不安を抱えてしまいます。取り繕った一般採用より、「すでに自社で働いている人から選ぶほうが確実」という場合もあるワケなんですね。直接的に自社製品の製造に関わる技術職の採用ならなおさら。どのメーカーも、信用のおける人員を常に求めています。
では、実際にどういった企業が期間工から正社員への登用を実施しているのか、気になりますよね?2018年11月時点の情報を調べてみました。
豊田自動車株式会社
国内自動車メーカーの最大手。2018年の正社員登用目標は「400人」としています。
株式会社SUBARU
マニアが多いSUBARUも正社員登用に前向きです。2018年2月までで、907人の正社員登用実績があるとしています。
日立建機株式会社
建設機械製造の大手メーカー。年間100名前後の登用をしており、試験の合格率は驚きの「88%」です!
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
トヨタの関連企業の1つ。「オートマチックトランスミッション」のシェアは「世界1位」(2017年調べ、同社Webサイトより)という大手企業です。同社における正社員登用計画は、なんと「750人」!トヨタを上回る数字です。
キヤノン株式会社
高性能なカメラやプリンターなどの電子機器メーカー。正確な数字は公表していないものの、年1回試験を実施するなど正社員登用に前向きな姿勢を見せています。
ここで紹介したメーカーは、ごくごく1部。登用数の差はあれど、多くのメーカーが正社員登用制度を設けています。
正社員登用試験は何をするの?
「期間工として真面目に働いていれば、自動的に正社員になれる」というワケではありません。様々な努力の末、登用試験に合格した人だけが正社員として採用されます。この登用試験、一体どういったことをするのでしょうか。
一般的には「中学校レベルの国語や数学などの学力テスト」「SPI検査」「面接」が多いと言われています。全てを実施するメーカーもあれば、「学力テストだけ」「SPIだけ」などの場合も。また、「高校レベルの数学や英語」を求める企業もあるようですが、これは特殊な例でしょう。
試験の内容は、登用を希望すれば教えてもらえるはず。それから準備しても遅くはありません。学力テストがある場合は「たかが中学生レベル」と侮らず、ざっくりと「おさらい」をしておきましょう。かな~り、忘れていることが多いと思いますよ。
登用試験のタイミングは年に1~2回ほど。実施日の社内連絡があり、そこで応募をすればOKです。会社によっては、上長の推薦を必要な場合もありますので、確認しておいてください。
多くの場合は「履歴書・職務経歴書」「自己PR」「志望動機」などの書類を提出する必要があります。登用試験は何度でも挑戦可能な企業がほとんどかと思いますので、1~2回不合格となったぐらいでは諦めずにトライしてくださいね!
正社員登用で、ある意味「最難関」とも言えるのが「人間関係」。まずは、上司の役職や名前を正しく知っておかないとハナシになりません。また、人付き合いが苦手であっても「挨拶」「連絡や報告」「最低限のコミュニケーション」ができていなければ、勤務態度の良し悪しに関わらず、採用を勝ち取るのは難しいでしょう。
このほか、会社の理念や組織体制、目標、事業内容なども把握しておくのは「当たり前」のこと。正社員として働くのであれば、会社のことをしっかりと知っておきましょう。このあたりの勉強も必要になりますね。
一般受験で業界再大手に就職するのは、困難どころのハナシではありません。期間工からの正社員登用も狭き門とはいえ、チャンスが非常に「身近&たくさん」あることに間違いはありません。この制度を利用して、ぜひ正社員となって活躍してくださいね!
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