とにかく手軽にカンタンに、ロボットが助ける工場のお仕事

とにかく手軽にカンタンに、ロボットが助ける工場のお仕事

「未経験歓迎!」「資格ナシでOK」「年齢・性別不問」
こうした求人が多い工場でのお仕事。
その理由の1つに、ロボットや便利な機械などを導入した「作業の効率化」があります。
「キツイ・きたない・危険」から脱却しつつある「モノづくり」の現場。
ロボットが作り出す「働きやすさ」で、工場の仕事がもっと快適に!
・・・なるかもしれません。

キケンな仕事はロボットにお任せ!

「機械だけがモクモクと動き、製品が次々と作り出される無人の工場」。SF映画でよく見る光景です。それが今では現実のものとして、「ほぼ無人化」の工場が増えてきました。
そうなると、ニュースなどで話題にされる「ロボットやAIの導入で仕事が奪われてしまう」という話も現実味を帯びてきますね。

ですが、安心してください。人間が担当している工場の仕事の多くは、ロボットが代行するには、まだまだ難しいというのが現状です。導入にはコストも時間もかかるため、もしも無人の工場が一般化するとしても、遠い先のお話でしょう。
工場のお仕事は、内容が変化したり、多少募集が減ったりするかもしれません。ですが、これからも人間が主体となって活躍する職場であることは変わりません。

それでは、工場でロボットがどのように活躍しているのでしょうか。

「人間が担当するには危険な仕事」の肩代わり、そして「人間の仕事の補助」。今のところ、この2つがメインのようです。

いくら「キツイ・きたない・危険」の要素が薄まってきたとはいえ、一般的な会社と比べれば危ない作業が多い工場。例えば溶けた素材を扱う「鋳造」の現場や、巨大な鉄を切断する加工現場などでは、いち早くロボットが導入され、労働者の安全を確保してきました。
今では遠隔操作が可能なロボットも増えたため、汗をかかずに鋳造工程を終えられる場合も。これなら危険を減らすだけでなく、作業のハードルもぐっと低くできます。こうした危険な場所でこそ、ロボットの「ありがたみ」が良く分かりますね。

ロボットを上手に使えば作業の負担は激減!

次に「人間の補助をする機械」について。工場勤務の方には、この手のロボットのお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

例えば「小さな部品の箱詰」の作業。

  1. ベルトコンベアで流れてくる部品を拾う
  2. 一定の数や間隔で箱に入れる
  3. 箱がいっぱいになったら次の箱へ

1~3を繰り返す単純作業ですね。この場合、下のようなロボットが活躍します。

「株式会社デンソーウェーブ」が販売する「HSR」シリーズです。Webサイトには動画もありますので、ぜひ見てみてください。このスピードと正確さに「もう、この1台でいいんじゃないか?」と思うかもしれません。
確かに高性能ではありますが、あくまでも人間の補助なんです。箱に入れる部品の供給、箱にフタを乗せる、正しく作業できているかの確認などは、相変わらず人間が担当する必要があります。

単純な作業なら機械の独擅場かとおもいきや、ところどころで人間の手による作業を挟まなければなりません。そうでないと、作業効率が落ちるだけでなく、製造ラインがストップしまう場合もあるからです。
「ほぼ無人の工場がある」といっても、本当に限られた条件下でしか運営されていません。ほとんどの工場では、まだまだ人間の手作業が中心。当分の間は、工場の求人が減るということもなさそうですね。

「モノづくり」の作業に直接関わらない部分でも、様々なロボットが活躍しています。
例えば「運搬」について。工場内では毎日、様々な材料や部品などが、様々な部署へと運ばれていきます。こちらで作った部品を向こうの加工部署へ、倉庫にある材料を自分の作業場に運ぶなど、「職場内での物の流れが非常に多い」のも工場の仕事の特徴ですね。

こうした物流を支えているロボットが「無人搬送車」。通称「AGV」(Automated guided vehicle)です(上図は三菱電機株式会社がイベントで展示したもの)。決まったルートを無人で自動走行する車両のことで、大きな荷台に部品や材料などを満載して部署間を行ったり来たりしています。
倉庫内の運搬にはリフトを使うのが一般的。ですが、「リフトを使うまでもないけど、人が運ぶにはちょっと手間」という場面も多く見られます。こうした「仕事のスキマ」を機械がフォローするおかげで作業の効率がアップし、労働者の負担がググっと抑えられるワケです。

ロボットやAIが発達すれば工場のお仕事が減るかというと、そういうわけでもありません。機械ではできない、任せられない仕事は山ほどあるし、機械を操作したり、管理したりする人も必要になってきます。
あくまでも機械は、労働者の負担を軽減してくれる存在でしかありません。つまり、機械化を進めている工場は、負担も少なくノビノビと働けるのかもしれませんね。

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