期間工(期間社員)の待遇&お仕事まとめ「日産自動車株式会社」
「手当の良さにビックリした!」「手当は普通ぐらい」
「日産自動車」の期間工(期間社員)を経験した方の意見は、上のように分かれます。
同じ会社なのになぜでしょうか?
日産の期間工(期間社員)でバッチリ稼ぐために、各種待遇を紹介しましょう。
勤務する工場でガラリと変わる手当事情
本当に紆余曲折あったものの、東芝やメガバンクに並ぶほどの純利益を稼ぎ出すまでに復活した「日産自動車株式会社」。「ダットサン」を皮切りに「フェアレディ」「スカイライン」「グロリア」「パルサー」「マーチ」などなど、歴史に残る様々な名車を世に送り出す、超一流の自動車メーカーです。
同社の期間工(期間社員)を経験した人に待遇を聞けば、「手当がめちゃくちゃ豪華」「そうでもない」と、キレイに分かれてしまいます。
それもそのはず、期間工(期間社員)は基本的に「勤務する工場」によって待遇が変わるのが当たり前。日産は、それが特に顕著だからです。
今回は、「横浜工場」と、待遇が良いとウワサの「追浜(おっぱま)工場」の条件を調べてみました。一体、どれだけ異なるのでしょうか。
各種データは2018年10月時点のもの。各種会社規定があります。
月収について
横浜工場
月収例:31万円以上
内訳:20日勤務(1日8時間)、2交替制、残業、深夜手当、休出手当、諸手当
追浜工場
月収例:34万円以上
内訳:20日勤務(1日7.75時間)、2交替制、残業、深夜手当、休出手当、諸手当
満了慰労金について
横浜工場
6カ月ごとに19万円支給
総額:114万円
追浜工場
6カ月ごとに19万円支給(組立て工程はプラス6万円)
総額:150万円
各種手当について
横浜工場
入社祝い金:10万円
食事補助:3万円分(1回)
赴任手当:2万円(1回)
経験者手当:5万円(1回)
皆勤手当:8万円(2カ月ごと)
赴任帰任旅費:あり
寮費・水道光熱費:無料
追浜工場
入社祝い金:5万円
食事補助:3万円分(1回)
勤続ボーナス:5万円(1回)
勤続加算手当:3万円(12カ月目から満了金に3万円ずつ加算、最大3回)
皆勤手当:8万円(2カ月ごと)
赴任帰任旅費:あり
寮費・水道光熱費:無料
待遇まとめ
確かに、手当の部分で大きな違いがありますね。月収は追浜の方が横浜より短時間勤務にも関わらず若干高くなるようです。時給は同じなので、各種手当によるものでしょう。直雇用で入社祝い金が支給されるのは、結構珍しいこと。横浜工場は10万円、追浜で5万円です。
横浜工場は「赴任手当」「皆勤手当」があります。一方、追浜工場は「勤続ボーナス」と「勤続加算手当」を用意。
この勤続加算手当というのは、勤続12カ月目から最大3回、3万円が満了金に加算されるという、ちょっと変わった制度のこと。
具体的に説明をすると
追浜工場の満了金(組立て工程以外)
6カ月目:19万円
12カ月目:22万円(3万円加算・1回目)
18カ月目:25万円(3万円加算・2回目)
24カ月目:28万円(3万円加算・3回目)
30カ月目:28万円
36カ月目:28万円
となります。加算が維持されていくのが魅力的!
しかも、追浜工場なら組立て工程の方に「組立加算」として、各節目の満了金に6万円がプラスされます。
6カ月目なら19万円+6万円=25万円
12カ月目なら22万円+6万円=28万円
18カ月目なら25万円+6万円=31万円
24カ月目なら28万円+6万円=34万円
といった具合。
これだけ違いがあれば、「手当が多い/普通」と意見が分かれるのもうなずけます。
このほか、追浜工場は「寮が良い」という意見も聞かれます。一般的なマンションのお部屋を割り当てられる場合が「多く」あり、寮から工場へのアクセスは徒歩15分程度。この好立地で家賃も水道光熱費も無料とくれば、快適に暮らせること間違いナシですね!
もし日産の期間工(期間社員)に興味があり、関東で働けるのであれば「追浜工場」の募集を狙うのが良さそうですね。また、メーカーの直雇用のほか、派遣会社を利用することも考えてみてください。入社祝い金の額に違いが出てきます。
給料が良く、住まいの環境もバッチリな日産自動車の期間工(期間社員)。
ガッツリ稼いでくださいね。
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