期間工の待遇＆お仕事まとめ「本田技研工業株式会社」

「ホンダの仕事は楽」
期間工の間では、こんなウワサが流れています。
これって、本当なのでしょうか？
同社がかかげる待遇や先輩たちの体験談を参考に、ホンダの仕事に迫ってみました！

ホンダの待遇は「可もなく、不可もなく」。ほどほどだから逆に安心？

「F1」や「Moto GP」などのモータースポーツをはじめ、「ASIMO」でお馴染みのロボット工学、航空機のジェットエンジン、電力産業などなど様々な分野で活躍する「本田技研工業株式会社」。実力本位を良しとする、創業者の意思が強く根付いた会社です。

オートバイの売り上げ規模は「世界トップ」。自動車や、ボート向けエンジンなどの業績もかなりのもの。2018年3月期の連結純利益はおよそ「1兆円」で、ソフトバンクや大手銀行にも肩を並べます。押しも押されもせぬ大企業ですね。

同社の期間工募集は非常に多いイメージ。期間工の仕事を探している方は、トヨタと同じくらい多く見かけるのではないでしょうか。

それでは早速、給料などの待遇面をチェックしていきましょう。
内容は「鈴鹿製作所」（2018年10月時点）のもの。
同社の規定をクリアしていることとします。

月収について

満了金について

各種手当について

待遇まとめ

ユニークなのが「生活立ち上げ準備金」。これは勤務開始から「10日間」の皆勤で支給される手当のこと。「無一文で入寮」しても、2週間（月曜日～金曜日×2）働けばしっかりした額の現金が手に入ります。

満了金は最大184万円。6カ月ごとに支給の会社が多いなか、ホンダは3カ月ごとにもらえます。モチベーションのアップに繋がりますね♪

月収については「ごく標準的」。帰任・赴任旅費支給、寮費＆水道光熱費無料は、さすが大手といった印象です。食事補助は1万3000円で、驚いたことに勤務した日は「一食無料」なんです！しかも食事補助とは別！バッチリ節約できますね！

寮については「良い」というのが、もっぱらの評判。
募集要項には「原則1人部屋（1ルーム/6畳）」とあります。現場によっては一般的な賃貸マンションを寮として利用できるとのこと。もちろん、家電や寝具は完備です。

また、同社の期間工を体験した先輩からは「食事の美味しさ」「寮の快適さ」は国内トップなのではとの意見が、多く聞かれました。「食」と「住」は生活の基礎。ストレス少なく勤務するためには、本当に重視したいポイントです。

「ホンダの働きやすさ」のヒミツは「稼ぎ」にあり！

「ホンダは楽」という意見。これは、ある意味、本当です。
なぜかというと「原則、残業がない」「あったとしても非常に短い」から。
上で紹介した月収例を見れば「残業20H、休日勤務なし」とあります。
月21日勤務とした場合、残業20Hは1日あたり1時間弱。決して、多くはありませんよね。

ちなみにトヨタの場合は

月の残業時間は40時間を超えています。
あれ、トヨタの稼ぎって意外と少ないと思った方は、「こちらの記事」を読んでみてください。満了金の額が倍近く違います。

ホンダの仕事は「残業が少ないから楽」というのが、実際のところですね。残業代で稼げないため「とにかく収入重視！」という方には向かないかもしれません。
仕事内容自体は、どの会社も似たり寄ったり。疲れない・辛くない作業は、ほとんど無いと思います。

また、先輩の中には「人間関係の良さ」を挙げる方も多くいらっしゃいました。「人情のホンダ」といったところでしょうか。
その一方で「先輩社員の小言や、いじめがひどい」という意見も。長期間勤めている方が多い職場は仲間意識が強い分、そういった「面倒臭さ」もあるようですね。
トヨタのようにドライでない分、社員登用を目指す方は人間関係で苦労するかもしれません。実力本位？

高収入、快適な住まいとオイシイ食事、手厚い福利厚生など、働きやすさに関してはバツグンの環境。
ただし、ガッツリ稼ぎたい方には少～しだけ向かない。それがホンダの期間工の特徴です。