『 機械オペレーター』って何する仕事?その業務内容をバシッとレポート!

『 機械オペレーター』って何する仕事?その業務内容をバシッとレポート!

求人広告で見る「機械オペ」。
正しく「機械オペレーター」と書かれると、途端に難しい仕事に感じてしまいますよね。
はてさて、この仕事は辛いのか、簡単なのか。稼げるのか薄給なのか。
一体どんな業務なのかと、疑問に思ったことはありませんか?

謎の多い機械オペレーターという職種、工場通信が解説します!

機械オペは簡単?難しい? → わかりません!?

正確には「職種が多くて一概には言えません!」ということです。
そう、求人広告では「機械オペレーター」と一言で済まされていますが、実際は非常に職種の多いお仕事なんです。

「ボタンを押すだけでOK♪」
「プログラムを組んでミクロ単位の旋盤をお任せ」
「できあがった製品を目視で確認する作業です!」

この3つ。何と、どれも機械オペレーターに分類されます。
あまりに仕事の難度が違いすぎると思いませんか?
特に3つ目なんて「機械は関係ないじゃん!」と思うでしょう。

「機械オペレーター」は「マシンオペレーター」とも呼ばれます。その名前の通り「機械を操作する人」を指しており、職種の名前ではありません。したがって、業界や現場が違えば作業内容も異なるのは当然なんです。

「ボタンを押すだけでOK」の機械オペを経験した人が、別の現場の経験者募集に応募したら「NC旋盤に配属された」という悲劇。少なくありません。
また、「目視の確認だから検査業務だな」と思っていたら、不良率が上がった際に機械のパラメーター調整を任せられる場合も…。
なるほど、それなら確かに機械オペレーターですね。

冒頭でもお伝えした通り、その名前だけでは仕事の難度が分かりにくいのが「機械オペレーター」というポジション。言ってみれば、「リフト」や「クレーン」などの操縦者も、広い意味で機械オペレーターです。
「う~ん、分かりにくくて面倒くさいなぁ」と思った、そこのあなた!

アドバンティアで、「機械オペレーター」の求人情報をチェックしてみてください。

時給1200円以上がゴロゴロ。そう、高時給な現場が多いんです。
こんなオイシイ仕事、逃すワケにはいきませんよね!

ところ変われば仕事も変わる!各業界の代表的な機械オペはコレ!

よし、さっそく応募だ!と行きたいところではありますが、仕事内容がハッキリしないのであれば、踏ん切りもつきません。

そこで、工場で募集されている、代表的な機械オペのお仕事内容をまとめてみました。「この現場の機械オペは、こういった仕事をするのだな」と、簡単にでも理解してもらえれば幸いです。
注意点としては、業界だけでなく会社によっても業務の範囲が異なります。
また、業務内容はアルバイトや派遣社員での勤務時を想定しておりますので、あくまでも「一例」としてご参考ください。

自動車関連の工場

作業内容:プレス加工

いわゆる「部品をセットしてボタンを押すだけでOK」のお仕事です。

【大型パーツの製造現場】の機械オペは、大体コレ。
「プレス機械」を使い、金属の板やパーツをへこませたり、折り曲げたりする作業がメイン。「できあがった部品をライン作業のコンベアに流し、次の部品をセットしてボタンを押す」。これ繰り返しを任されます。
現場によっては、プレスした部品の「目視検査」「仕分け」「運搬」などをお願いされる場合も。

プレス加工・切断作業

【小型部品や内装を扱う現場】では、上で紹介したの「プレス加工」のほか、ちいさなパーツの「切断作業」もあります。
こちらの現場のプレス加工は大型部品を扱いません。手のひらサイズのパーツである場合がほとんど。
切断作業も、機械に小さな材料をセットしてボタンを押すのがメイン。安全面に配慮した工場が多く、切断用の「刃」を見ることすらないかもしれません。

精密機器の製造工場

作業内容:旋盤加工

「NC」や「MC」と呼ばれる旋盤機械を使っての部品加工を担当します。NCは「Numerical Control」の略。MCは「Machining Center」で、求人広告では「マシニングセンタ」と表記される場合が多いようですね。
未経験からの勤務の場合は、「NC旋盤を使い」「金属部品の切削(削りだし)作業」をするのが主体となります。
NCもMCも、基本的には部品をセットしてボタンを押すだけでOK。ですが、簡単なプログラミングや、削るための「刃」(バイト)の交換などを兼ねる場合もあります。

材料投入・検査

「材料投入」は、組立てや加工をする材料を揃えて機械にセットしていく作業。機械の動きに合わせて淡々と材料をセッティングするため、ここでトラブルが起きると作業全体がストップしてしまいます。非常に簡単で、どなたにでもできる仕事ですが、それなりに責任のあるポジションでもあります。
「検査」は機械が加工した製品を”目視で確認”します。機械オペレーターとして検査を担当する場合は、不良率が上昇した際に機械のセッティングを調整する業務も兼ねます。
機械オペレーターでない場合の検査は、調整作業を担当しません。

様々な場所で活躍する機械オペレーター、ガッツリ稼げる仕事です

ここで紹介した以外にも、様々な現場で様々な機械オペレーターが活躍しています。職種はもちろん、作業内容も様々。応募の際は、どういった作業をするのかをしっかり確かめて、自分に合った現場で働いてくださいね!

このブログが気に入った方は以下ボタンをクリックしてくださいね♪
ブログランキングに反映されます♪